職業実践力育成プログラム(BP)


大阪大学 医療通訳養成コース


運営編成部局:大阪大学 医学系研究科


概要

厚生労働省「医療機関における外国人患者受入環境整備事業」で作成された「医療通訳育成カリキュラム」を参考に、医療機関で活躍する医療通訳者を養成するプログラムです。 通訳技術や通訳倫理等を学習し、模擬通訳やロールプレイを実施することにより、通訳者としての能力を得ることに加え、各診療科にわたる基礎的な医療知識や医療制度を学習し、医療機関で通訳を行う専門職として必要な能力を得ることを目指します。
本プログラムでは、まず実施期間の前半において、医療知識に関する講義と通訳技術に関する講義を設け、それぞれ各実施日の午前と午後に開講することによって、双方の知識をバランスよく短期間で学習します。 その後、実施期間の後半において、ロールプレイにより医療通訳能力を習得し、さらには、病院実習・現場研修により実践的な対応能力を身につけます。

特徴

講義・演習・現場研修で医療通訳者に必要な医療知識・倫理・通訳技術を習得します。

医療知識講義:各診療科の専門医による講義により各診療科の基礎的な医療知識を学びます。
通訳演習:通訳の専門家による講義により実践的な通訳技術を学び、実際に模擬通訳・ロールプレイを行うことにより、通訳能力及び医療通訳者としての社会的責任を身につける。ロールプレイは、実際の医療現場を想定したシチュエーションで、ネイティブスピーカー・医療従事者を交えて行うことで、より実践的な医療通訳能力を習得することができます。
現場研修:病院実習を実施することにより実際の医療通訳現場を体験することができ、座学では学ぶことのできない応用力を身につけることができます。

また本プログラムではグループディスカッションの機会を設けており、倫理面など個人では解決の難しい問題を共有することで、様々な課題に対し意見交換を繰り返しながら現場での対応力を養うことができる。さらには毎講義ごとの母国語以外の言語での講義レポート提出および用語集の作成を必須としており、自己学習による語学力向上を促しています。

職業実践力育成プログラム認定内容

社会人教育プログラム コース名 職業実践力育成プログラム認定内容
大阪大学 医療通訳養成コース 様式1 様式2

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