イベント情報

2016年8月アーカイブ

平成28年8月27日(土)、グランフロント大阪 ナレッジキャピタル VisLab OSAKAにて「ジャパン・バイオデザイン・ショートクラス(大阪)第1期」の第1回を開講いたしました。


ショートクラス第1回では、バイオデザインのプロセスについて一通り、座学とミニプロジェクトを繰り返す「ブートキャンプ」で、
次回以降行うグループプロジェクトに向けた基礎的な知識や手法を体験的に習得し、現場観察に向けた準備を行いました。

ジャパン・バイオデザイン プログラムダイレクターの八木雅和先生と日本メドテックイノベーション協会の西内大祐先生による講義・グループワークによって、バイオデザインの基本的な考え方を理解し、イノベーションを生み出すためメソッドを体験した受講生は、今後の現場(病院)観察・グループプロジェクトに臨みます。

コース初日の講義ということで、最初は受講生の皆様も緊張されているように見えましたが、互いのバックグラウンドの理解や、ユニークな発想が飛び交うアイデア出し、出てきたアイデアをバイオデザインメソッドに落とし込むグループワークを通して、最後には笑顔の絶えない雰囲気となり、最後にはそれぞれのグループワークの成果の発表を行いました。

8時間でバイオデザインの一通りを学ぶということで、内容的には非常にタイトなスケジュールでしたが、その分、とても密度の濃い1日となりました。
本ショートクラスは12月までありますが、チーム内だけでなく、このコースで培った講師や受講生同士のネットワークを生かし、バイオデザインメソッドをそれぞれの企業活動に実際に反映させて、イノベーション創出を実現していただければと思います。


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■講師紹介■

・八木雅和
ジャパン・バイオデザイン プログラムダイレクター
(スタンフォードバイオデザイン グローバルファカルティ研修修了)
大阪大学大学院医学系研究科 招へい教員
一般社団法人 臨床医工情報学コンソーシアム関西 上席研究員
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・西内大祐
ジャパン・バイオデザイン ファカルティ
(スタンフォードバイオデザイン グローバルファカルティ研修修了)
一般社団法人 日本メドテックイノベーション協会
テルモ株式会社 研究開発本部 CTO Administration Office
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平成28727日(水)1600分より、当法人の活動内容を知っていただく機会として毎年設けている「第5回臨床医工情報学連携セミナー」を開催し、当法人賛助会員や、過去の羅針塾受講生の方々にご参加いただきました。

宮原会長の開会あいさつから始まり、第9期事業計画の発表後、
当法人主席研究員の大阪大学招聘教授山田先生より「医療・ヘルスケア産業の国内外の最新動向について」のプレゼンテーションがありました。経済産業省の策定した「アクションプラン
2016」で述べられている、生涯現役社会構築において障害となっている1.身体の壁 2.価値観の壁 3.選択肢の壁 4.情報の壁という4つの壁や国内外の医療関連学会の紹介を通して、日本の医療・ヘルスケア産業の課題と対応の方向性について講演していただきました。

賛助会員企業からは、株式会社ミウラ竹本社長より、クラウドコンピューティングを活用した医療情報管理に関する新製品についてのプレゼンテーションをしていただきました。医療情報共有の必要性およびそれに伴う情報管理の重要性を強調され、新製品導入への意気込みを語っていただきました。


最後に、本セミナーをビジネスチャンスにしていただきたいとの妙中理事の閉会の辞をもって、閉会となりました。


DSCN0265.JPGまた、引き続き行われた交流会では、倉智副会長、寒川監事、千原監事よりそれぞれ挨拶があり、コンソーシアム関西のさらなる発展に向けての様々なアイディア等をお話しいただき、当法人関係者と企業様のより一層の交流が深まるまたとない機会となりました。

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