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[報告]第7回臨床医工情報学連携セミナー開催

2018年9月10日 15:37

平成30年7月27日(金) 16:00 より、当法人の活動内容を知っていただく機会として例年設けている「第7回臨床医工情報学連携セミナー」を開催いたしました。
正会員・賛助会員をはじめ、各種セミナーの受講生の方々にご参加いただきました。

宮原会長より開会のご挨拶を申し上げ、続いて上席研究員の若林一道先生(大阪大学歯学部附属病院口腔補綴科助教)から第11期の展望について、次に正会員の吉本佳代先生(大阪市立大学工学研究科電子情報系専攻助教)、新岡宏彦先生(大阪大学データビリティフロンティア機構特任准教授)より、当法人における直近の取り組みに関しての報告がありました。

まず、若林上席研究員から第11期事業として、外国人観光客増加に伴い、引き続き大阪大学医療通訳養成コースをはじめとした第10期より引き続き行われる各プログラムや、ナレッジキャピタルの高度人材育成プログラムとしては新たな試みとなる高校生対象プログラミングイベントであるAIメディカルハイスクール2018 ~夏の陣~ などがあげられました。

吉本佳世先生からは、昨年度実施したコンソ関西賛助会員企業との共同実証研究について、災害や攻撃から医療画像データを守る管理システムの実証実験結果が報告されました。
実証実験の結果、当管理システムは利用可能でかつ安全性という観点では有用であることが確認され、運用上の課題もいくつか洗い出されました。

新岡宏彦先生からは、「データサイエンティスト養成の取り組み」について、データビリティフロンティア機構での人材育成の取組み、SSHでの内容、および個人としてAIメディカル研究会での取組みについて講演がありました。
当法人を通じた活動としてSSHにて画像認識の演習を行うプログラム、加えて脈波解析まで扱うAIメディカルハイスクール(予定)などの報告もありました。

最後に田中正夫理事(大阪大学大学院基礎工学研究科教授、大阪大学国際医工情報センター産学人材育成部門長)より閉会の辞があり、人の目に見えない情報を扱う活動や、早い時期から情報学に触れる機会を創る活動をサポートする重要性についてお話がありました。

以上で「第7回臨床医工情報学連携セミナー」は閉会となりました。
引き続き行われました交流会では、坂田泰史理事(大阪大学大学院医学系研究科循環器内科教授)からのご挨拶で始まり、立食形式のお食事を交えながらコンソーシアム関西に関係のある方々の交流を深める場となりました。

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