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[報告]「ジャパン・バイオデザイン・ショートクラス(大阪)」実施報告

2016年12月20日 13:42
平成28年8月?12月の期間で「ジャパン・バイオデザイン・ショートクラス(大阪)」を実施いたしました。

「ジャパン・バイオデザイン・ショートクラス(大阪)」では、バイオデザインのプロセスについて一通り、座学とミニプロジェクトを繰り返しながらバイオデザインの基礎的な知識や手法を体験的に習得し、現場(病院)観察を行い、実際の臨床現場の観察を通して課題を抽出し、グループプロジェクトによって課題からニーズに置き換えていった後、抽出したニーズに基づいて、どのニーズを解決するのかを決定しそれをプレゼンするといった、イノベーションの出発点とも言える「ニーズ」に焦点を置いた内容で実施いたしました。

【実施内容】
・講義:5回、メンタリング:1回、病院観察(阪大病院):1人3回 計9回
・グループワーク・ミニプロジェクトを通じてバイオデザインメソッド習得
・外部講師による講義で医療機器開発に必要な知識の習得
・病院観察による臨床現場からの課題の抽出
・メンタリングによるニーズ・アイデア・コンセプトのブラッシュアップ

受講生からは「1dayコースを2、3回受講しましたが、今回のショートコースで実践することができ、よりバイオデザインの考え方を深く理解できました」「多くの気付きを得られて勉強になりましたし、非常に面白かったです」「ニーズの明確化に関して深く理解する事ができたし、技術者目線から起業家目線に視野が広がった」との感想をいただきました。

皆様のおかげをもちまして、今回の「ジャパン・バイオデザイン・ショートクラス(大阪)」は盛況のうちに幕を閉じることができました。講師の先生方、受講生のみなさまにはご参加・ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。

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